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つぼ鯛、焼き方、とっておきの話 [今日の逸品]

つぼ鯛をよく食べます。何度かここの記事も書きましたね。

つぼ鯛。あかい鯛とも、エボ鯛(イボダイ)とも違います。正式名称はクサカリツボダイ。口を尖らせて背中が高い形をしています。写真がないのですが、シマを書いたら熱帯魚と間違えますよ。

深海を曳く底引き網や中深場の釣り漁などで捕れるそうですね。深海の鋭い山並みの海底が続く場所に住むため、なかなか獲れないといわれています。幻の魚ともいわれているとか。

なんでも歩留まりが悪いので、それを目的とした漁自体ないそうですね。

つまり、何かをとりにいって、つぼ鯛も取れればラッキーというぐらいで、あまり市場でも見かけないようですね。ハプニング魚というわけです。

まあそういう魚って、本来はあんまり期待できないのですが、でも味は美味しい!




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味ってどうしても好き嫌いがあるのですが、ネットで見る限り、おいしくないという意見が全く出てきませんね。これはすごいですよ。

分厚い身にものすごく脂がのっていて、焼いていると脂が滴って火がつきます。だから飛び火に注意が必要です。

脂ののりがいいというので、今やすっかり高級魚。マグロのトロみたいなものですね。

トロ、とくれば、刺し身でと思いますが、つぼ鯛の刺し身って食べたことないなあ。

私はたいてい、生や干物を焼いています。

つぼ鯛
つぼ鯛

淡白さっぱりしているのかなという感じもするのですが、身と皮の間にはしっかりゼラチン質が入っていて、骨はやたらしっかりしています。お吸い物にも使えるか、なんて思ってしまいます。

もちろん、それだけでびっくりするほど美味しいのですが、そこにちょこっと醤油を垂らしたら、これはもう、言葉に出来ない美味しさですね。脂が弾けるんですよ。

◆これまでの、つぼ鯛関連記事
つぼ鯛、今日は照り焼きで
つぼ鯛みりん干しです
つぼ鯛一夜干しです
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つぼ鯛と新玉ねぎのサラダ、そして…
つぼ鯛、やっぱり美味しいわ~

照り焼きやみりん干しなんて味付けもチャレンジしました。

つぼ鯛照り焼き
つぼ鯛照り焼き

つぼ鯛みりん干し
つぼ鯛みりん干し

私が買うのは、ミッドウエイ海域で穫れたものを宮城港で水揚げしたものです。

長崎などでもとれるようですが、まあ市場に出回っているものは近海ものではないですね。

ネットを見ると、皮もうすく焦げ目が付く程度に焼いて食べると美味しい、という意見もありますね。これはきっと、先ほど書いたゼラチン質の旨味ではないかと思います。




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で、つぼ鯛の鱗って少し硬めなんですよね。だから焼くとたしかに美味しいかもしれません。

栄養成分は、たんぱく質、カリウム、ビタミンB1・12など豊富です。

問題は、先程も書いたようになかなか手に入らないことですね。

生協やスーパーのチラシが来た時は、いつも意識して見るようにしています。

つぼ鯛、美味しいですよね。



タグ:つぼ鯛
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